10月近くになり、だんだんと朝晩が肌寒く感じるようになってきました。

宅地建物取引士資格試験の日まで後2週間ほどになるので、体調管理には気を付けていきたいです。

 

さて、先日滋賀県の方へ赴き、断熱等級7の断熱性能をもつ新築の住宅の構造見学会に参加しました。クリ英ター永和では、標準仕様で断熱等級5の基準をクリアしていますが、等級7にするにはどういう仕様にするべきなのか、実際に見る機会を与えられました。

 

そこでは、断熱材を内部・外部共に施工する、サッシのガラスをトリプルガラスにする等、断熱性能を上げるのに加えて、建物の気密性能も上げるための施工がなされていました。例えば、気密シートを外壁沿いや屋根沿い一面に貼り付けたり、サッシの廻りには気密テープを貼り付けたり、壁に突き出ている配管等の廻り・1Fの天井の合板と桁の接する部分等にはコーキング処理がされていました。

 

(屋根:気密シート貼り)

 

(壁:気密シート貼り)

 

(1階天井コーキング処理)

 

価格を抑えるのに断熱材にはグラスウールを使用していましたが、その大工の手間がどれくらいになるのか気になります。また、コーキング処理や気密テープの貼り手間をどう積算するのかも気になります。

 

今後、永和グループにおいても、断熱等級7の仕様が取り入れられていくと思いますが、見学会で実際に構造を見て、現場のイメージがより明確になったので、積算するうえで参考になりそうです。見学会に参加できてよかったと思います。

 

 

Architect Engineer 中屋