住まい計画を考える人へ

 

【耐震一流】日本の住宅の歴史は「地震の歴史」ともいわれるくらい。

阪神淡路大震災を経て「新耐震基準」に則った建物であれば倒壊しないと実証され、

2000年には住宅性能表示制度が始まりました。

耐震性能が等級1(新耐震基準)から等級3(新耐震基準の1.5倍の強度)まで規定されましたが、

耐震偽装問題により、保証が義務づけられ、

現在全ての新築住宅は「新耐震基準」を満たした保証付きの建物となっています。

世界に類を見ない構造強度を誇る建物が日本の標準です。

 

【設備一流】世界を牽引する工業国日本。

「ウォシュレット・暖房便座」を初めとするトイレ製品を筆頭に世界をリードしています。

メディアによる、中国観光客が「TOTO製品の爆買」との報道からも良く知られています。

更にヒートポンプによるエアコンや冷蔵庫等の省エネ性能は世界でも優れた製品です。

新築住宅を建築する際に注意を払わなくても、

「エコ水栓・節湯型機器・高断熱浴槽・エコキュート・LED照明」

などは当たり前する業者さんがほとんどだと思います。

 

【断熱三流】1970年代までは世界中の住宅は、無断熱が当たり前でした。

オイルショックが起き、冬場の全館暖房が当たり前になった欧米を中心に、家の断熱化が始まりました。

家の断熱化によるエネルギ-消費量の(光熱費)削減などにより、

家の断熱・省エネ化のノウハウが整っていきました。1980年代の欧州です。

2020年に日本の断熱性能の義務化が始まりました。

2030年のZEH(ゼロエネルギ-ハウス)基準化を経て、

日本も2050年に欧米の基準に追いつく計画です。

ちなみにヨ-ロッパの省エネ性能はUA値0.28~0.38でした。

日本で一番厳しい、北海道の基準でUA値0.46です。

省エネ住宅は、光熱費の負担が軽く、健康で快適な生活、睡眠時間の問題を解決してくれます。

「暖かく・涼しく、省エネ」な住宅にしたいですね。

【断熱一流】の住宅を手に入れましょう。

 

 

House Conductor 斎藤